サイエンスカフェ合宿2023in石川 レポ 1日目

投稿日: 投稿者: Shiki

2023年9月16日(金)~18日(月)で2泊3日のサイエンスカフェ合宿2023を開催いたしました。今後の参考にその内容をブログに残したいと思います。

今回の参加者は7名。

開催場所となったのは石川県で、これは47都道府県の中から参加者の投票によって決まりました。また、研究室訪問先や科学館も投票によって行き先を決めています。

1日目

初日のざっくりとした内容は
集合 → 研究室訪問 → ホテルでサイエンスカフェ

住んでいる場所はバラバラなので、 現地の金沢駅で昼ちょい過ぎに集合。

その後、最初の行き先である金沢大学へバスで移動しました。

訪れたのは「ナノ生命科学研究所」

代表となる高速AFMを始め、様々な顕微鏡によって、生物、化学、医学、物性など多岐に渡る分野でのナノスケールの研究をされているそうです。

建物の地下1階から4階まで全部が研究所という大所帯の研究所でした。

研究所の見学の後は再び金沢駅へ。

金沢駅到着後さらに10分ほど歩き、1日目のホテルに到着。

食料・飲み物をコンビニで調達し、 部屋で乾杯して、サイエンスカフェを開始。

参加者全員が何かしらを話すことになっていましたが、順番を決めていなかったので、 その場でくじ引きをして、順番を決めました。

発表順序は以下のようになりました。

1日目
1 物智さん
2 じゅんさん
3 のりきちさん
4 wakaさん

2日目
1 マコトさん
2 Shiki
3 tanakaさん

トップバッターは物智さん、 発表タイトルは「ものを「秒で」つくるには」

これまで手がけてきたフラクタル音楽を始めとしたアート作品の紹介や、 生成AIを活用して今後取り組んでいきたいテーマを話して下さいました。


お次はじゅんさんで、発表タイトルは「疑似乱数列の作り方」

普段何気なく利用している疑似乱数。 それの元となる疑似乱数列はどのように作られているのか、 昔の手法から現在の手法まで、その仕組みを紹介して下さいました。 現在よく使われている手法の考案者が日本人ということにも驚きました。


3番手はのりきちさん、発表タイトルは「学術SNSの妄想」

こちらは発表というより、議論のテーマ提供をいった内容。 サイエンスカフェではこういうのも大歓迎です。 色々な形式のSNSが存在しているけど、 学術系として利用しやすいSNSはなかなか無く、 どういったものが良いのか議論しましょうというものでした。


1日目のトリはwakaさん、発表タイトルはオフレコにより非公開

統計調査を行う際、多くの場合が全数調査では無く、 標本調査が実施されますが、なぜ標本調査で十分と言えるのかを話して下さいました。 最後の例え話はしっくりきたので、今後誰かに説明する際に使わせて貰おうと思いました。


サイエンスカフェ後は、明日に備えて寝る人、素数大富豪で遊ぶ人、テレビを見る人と、自由に過ごし、1日目を終えました。

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